JESA2016

4132

D2、5、13、19、23、26、39 福島県 国際メディカル(担当:高橋司)

2016/03/17 (Thu) 11:24:42

D19
選択肢1、5の2つが適切であると考えます
脳炎とウイルス性髄膜炎はバイタルや所見に共通しているものが多い疾患の上、設問の情報ではどちらか1つを導き出すのは困難です。
選択肢2、3、4を除外することは出来ても、選択肢1、5の一方を選ばせるのは難しいのではないでしょうか。

D23
選択肢2は現場での対応として不適切であると考えます。
設問の情報では心原性ショックが強く疑われるため、心肺停止前静脈路確保が適応と判断するのは難しいと考えます。
また、内因性L&Gの対応として、現場での静脈路確保を、容体変化を予見した体位管理より優先するのはいかがでしょうか。

D26
以下の理由から選択肢の内、2つを選ぶことは難しかったと考えます。
選択肢1:「手指は冷たい」との記載と、心電図上徐脈とQT延長があり否定しにくい。手足は冷たい=体幹は冷たくない?
選択肢2:与えられた心電図所見では否定出来ない。
選択肢3:透析既往があり、テント状T波がみられる。
選択肢4:「本日透析予定」との記載から、合併症として確実な否定は出来ない。
選択肢5:P波の視認が難しく、導き出しにくい。

D39
選択肢1を不適切とするのは難しいと考えます。
設問の「炭火焼料理の煙と匂い」という記載から、一酸化炭素中毒を疑わせる問題であることは理解出来ます。
しかし、状況評価や傷病者所見を考慮すれば、救急隊が現場の酸素欠乏を「疑う」ことは至極当然のことのように感じます。
尚、選択肢3、4に関して疑義はありません。

以上、当校であげられた疑義点になります。
ご助言ございましたら、なんなりと申し付けください。

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