JESA2016

4139

A49、63、106 福島県 国際メディカル(担当:高橋司)

2016/03/17 (Thu) 11:12:59

諸先生方の活発なご発言を参考にさせていただいております。
既出の質問に重複するものもございますが、ご了承ください。

A49
選択肢3の他、選択肢4も適切だと考えます。
標準テキスト9版の下巻P743に「血栓塞栓が広範囲に及ぶと、右心負荷生じ、右心不全が出現すれば頸静脈の怒張が認められる」という旨の記載があります。
緊張性気胸を容易に選択できるものの、肺血栓塞栓症も該当するのではないでしょうか。

A63
解答の導き出せない不適切問題と考えます。
標準テキスト8版の3巻P142に「対麻痺=両下肢の麻痺」と記載がありますが、標準テキスト9版の上巻P413には「対麻痺=両側下肢(または両側上肢)の麻痺をいう」と記載の変更があります。
最新版テキストに記載が増えてる以上、選択肢4が誤りとは言えないのではないでしょうか。

A106
選択肢5を完全に否定することが出来ないと考えます。
選択肢1、4が正答であることに疑義はありませんが、標準テキスト9版の下巻P1048に「以前にも毒ヘビに咬まれたことがある場合、アナフィラキシーショックを生じる危険がある」との記載があります。
設問が「マムシ咬傷で生じる病態」のため、選択肢5も正答に含まれるのではないでしょうか。

Re: A49、63、106 - 瀧野昌也

2016/03/17 (Thu) 11:31:01

A63につきまして
標準テキストp.413 ③対麻痺 の定義のうち、( )内の記載は間違いと思います。複数の書物でご確認下さい。対麻痺はあくまで「両下肢の麻痺」を指します。
したがって、この問題自体には何ら欠陥がないと考えます。

Re: A49、63、106 - 田代@東洋パラメディカル学院

2016/03/17 (Thu) 13:20:45

坂本 哲也先生と畑中 哲生先生が編集されています救急用語辞典((株)ぱーそん書房)によりますと、対麻痺:下肢のみが両側とも(稀には上肢のみが両側とも)麻痺した状態。
(P.945)とあります。文献によっても違いがあるのではないでしょうか。

Re: A49、63、106 国際メディカル 渡部正宏

2016/03/17 (Thu) 17:17:57

皆様お疲れ様です

A63 対麻痺の定義については様々なご意見がある事がわかりました。しかし、最新版の教科書に記載があり、受験生はその教科書で学習しておりますので、やはり間違いにはできないように思います。

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